2020年を振り返ってみると、モノクロの年間の貯蓄率は7%でした。
モノクロは、会社員ですから基本的に収入が決まっています。
とりわけ2020年は、一年を通して残業ゼロだったため、2019年に対して年収が下がってしまいました。
ひとくちに会社員といっても、さまざまだと思います。
平凡なモノクロの場合は、残業の有無が収入の増減に直結してしまいます。
もちろん好き勝手に残業はできないよ。
つまり、収入はコントロールできないんだ。
このような環境下で、貯蓄率20%を目指すにはどうしたらいいのか。
平凡な会社員であるモノクロが、実践していることについて記事にしました。
ご利用は計画的に
モノクロが実践していることは、支出をコントロールすることです。
なぜなら、モノクロの収入はコントロールできませんが、支出のコントロールはできるからです。
具体的に順を追って説明します。
モノクロは、残業ゼロの給料を計算して毎月の収入ベースとしています。
この時、びっくりするくらい安月給であることを思い知らされました。
モノクロは、毎月の支出をカテゴリー別に分けて記録しています。
どんなものにどれだけお金を使っているのか、まず知ることから始めました。
モノクロは、全ての支出を月割り計算して毎月の支出ベースとしています。
この時、月割りベースの生活コストが思いのほか高いことに気付かされました。
モノクロは、❶の収入で暮らせるように❸の支出を設計しています。
固定費を徹底的に削減し、本当に必要なものだけを買うようにしました。
今もカテゴリー別に比較して、支出の大きなところを削減し続けています。
モノクロは、可能な限りメインのクレジットカード1枚に支払いを集約させています。
ポイントがたまりやすくなるので、貯めたポイントを他の支払いに充当できるようになりました。
保険など年払いの方が安くなる場合は、変更手続きを行いました。
その結果は…
この雛形を作ることができてからは、残業で年収が上がった年に貯蓄率が20%を超えたこともありました。
この雛形を守って数年経った頃には、安易にローンのお世話にならなくてよくなりました。
いざ文章にしてみると、なんだか当たり前のことをもっともらしく書いたようになりましたが、実際にやるとなると案外気合いがいるものです。
モノクロもこれを実行できたのは、リーマンショックという仕事激減そして収入激減を経験したからです。
もう二度と、あんな苦しい思いはしたくないと支出コントロールを断行した記憶があります。
未来に向けて
願わくば、この考え方を若い時のモノクロに教えてあげたい気分です。
若い頃からこの雛形を実践できていれば、今頃はもう…
でも、これが人生なんでしょう。
人生は後戻りできない分、ふさわしい時期に教育されることが必要ですし、実践し経験したことをまた次の世代に伝えていくことも必要で、その積み重ねによって人間はより良い暮らしを目指していけるのかなと思います。
モノクロは、親が子に教えるべき大事なことのひとつにお金の読み書きもあると感じています。
お・わ・り