お金のあれこれを仕組み化し暮らしをデザインする「ぶきっちょな勤め人」モノクロです。
親から財産を受け継ぐこともなく資産ゼロからの状態で、ずうっと会社員として生きてきました。
最近は、少しずつ始めた投資がある程度の形となってきて「ちいさな投資家」を名乗ってもいいのかな?と思えるようになってきました。
2008年ごろからはじめた投資は、あっちこっち寄り道しながら2020年に投資の王道へたどり着きました。
投資の王道とは、どんな会社員でも再現できる資産形成のやり方で、投資信託と上場投資信託(ETF)をコア(中心)にしたインデックス運用です。
そんなモノクロですが、四半期毎に各資産をチェックしています。
平凡な会社員でもできる資産形成に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事では、2021年9月末時点の金融資産ポートフォリオ(組み合わせ)を公開しています。
2021年9月の資産ポートフォリオ
前回のポートフォリオから大きく変わっていません。
昨年資産ポートフォリオを大きく見直し、今は目標の資産比率に向かって淡々と積立投資を続けているところです。
この期間も順調に、毎月少しずつ安全資産(預金)からリスク資産(株式等)に振り替えることができました。
また臨時的な現金収入があったので、前回よりも預金の比率が上がっています。
その結果、2021年6月末時点の資産と比べて全体でプラス5%増えました。
振り返ってみよう
2021年6月末時点の資産はこちら
9月末までの間に目立ったイベントは、以下の通り3点ありました。
- 定期のリバランス
- 車の現金化
- ゴールドカードに変更してクレカ投信積立
定期のリバランス
このポートフォリオになって、約1年が過ぎた7月に初めてのリバランスをやってみました。
具体的な内容は、米国株式ETFからの分配金約半年分と貯まっていたTポイントを元手にリスク資産の買い増しを行いました。
3月末時点で割合の少なかった米国債券(AGG)と高配当株(HDV)が対象です。
これで現時点での各リスク資産のバランスを改善できたよ。
車の現金化
モノクロは、かねてから保有している自家用車2台のうち1台を売却しました。
もうちょっと長い目で売却時期を探る予定でしたが、昨年のコロナショックで収入が減ったこと、今後の教育費のインフレ見通しがはっきりしていることで思い切って処分しました。
車も売れたメルカリについて
元来車好きだったモノクロにとって、お気に入りのスポーツカーを手放すのは断腸の思いでしたが、家族で1台所有のスタイルを選びました。
まだまだ子どもが幼いのよ。
何事も切羽詰まってやろうとすると判断を誤ることもあるので、自分で自由に選択できるうちに将来を見据えて決断していくのがモノクロの最近の傾向です。
自分の人生を色んな角度から眺めてみて、会社員という少ない資産リソースをどこに振り分けていくのか、これは余裕がある時期でないとなかなかできません。
やっぱり家計の経費削減は、体力のあるうちにやりきろう。
ゴールドカードに変更でクレカ投信積立
SBI証券で2021年7月から始まったクレジットカード決済を利用した投資信託の積立投資があるのですが、その決済カードを変更しました。
とりあえずはスタンダードカードを登録して投信積立を始めていました。
その後、8月にゴールドカードが新規募集となり投信積立利用時のポイントの付与率が高いことを知り9月に変更しました。
スタンダードだと0.5%ですがゴールドにすると1.0%です。さらに12月までのキャンペーンとしてプラス1.0%が上乗せされ合計2.0%付きます。
一度変更してしまえば、その後は自動的にメリットが得られる仕組み化は積極的にやるべきです。
ちりも積もれば山となる…きっと。
まとめてみよう
正直、資産の組み換えがゆっくり過ぎるのかなと感じたりもしますが、毎月の入金額と積立計画年数を考えるとモノクロにとっては、このペースが落ち着いていられます。
資産の総額が大きくなるにつれて資産の増え方も加速してきました。
これがいわゆる複利の力でしょうか。
今の超低金利時代において複利の恩恵を受けるには、預金をリスク資産に替えていくしかありません。
どんな会社員でも、ゼロからコツコツとやれば資産を形成できる方法はちゃんとあるということです。
これが分かっただけでも、モノクロにとって大きな収穫を得られた秋でした。
お・わ・り