モノクロは、平凡な会社員です。
2008年ごろから、投資をはじめて紆余曲折を経て、やっと2020年に投資の王道へたどり着きました。現在は、誰でもできる資産形成を目指して、投資信託と上場投資信託をコア(中心)にして資産を運用しています。
そして、モノクロは2021年から資産ポートフォリオに「金」を加えました。
2020年は金の高騰がすごかったので、金の投資に興味のある方も増えているようです。
久しぶりに会った友人もそのうちの一人です。
金の投資をやってみたいけど、難しいのかなあ?
簡単だから大丈夫、ダンクさんにもできるよ!
ということで、はじめての人でも分かるように金投資の基礎から取引の入り口までを案内します。
金の特徴を知ろう
金は、「酸化しにくく、密度が高く、加工しやすい」こと、その「光沢」に魅了される人が多いことが特徴の金属です。
でもどうして、金は価値が高いのかなあ?
それは、金の「希少性」によるところが大きいよ。
金の価値は、地球上の天然資源として、産出量が少なく埋蔵量に限りがある美しい金属という「希少性」にあります。だからこそ、世界中でちやほやされ貴金属として人気があるのです。
金を保有する理由を考えよう
つまり、金はそれ自体に価値があるので、世界のどこでも換金できる「有事の金」として人気資産となってきました。
例えば、インフレによって通貨の価値が下落する場合、または地政学リスクが高まって米ドルを回避するような動きがある場合などで、金価格は上昇することが多いといわれています。
実際に、金価格が高騰したときはビックリしたよ。
高騰する前に買っとけばよかった…金タラレバ。
2020年までの約3年間、ウェルスナビで資産運用をしていたのですが、コロナショックによる相場の急変において金の価格はガツンと上昇したのです。なるほど、ウェルスナビが日頃から積み立てしていた金にはそういう役割があったのかと、この値動きから学ぶことができました。
金を保有するメリット・デメリットは?
モノクロの考える、投資対象として金を保有するメリットとデメリットを整理してみます。
金の投資戦略は?
これら金の特徴や保有するメリットとデメリットを考えて、モノクロは金投資戦略を練ってみました。
その結果、金投資は資産を全力で投入するというより、資産全体のポートフォリオを考えながら調味料的に投資することが得策だと考えました。値動きの激しさと株式のように配当金を得られないことからメインの投資対象には不向きです。
ウェルスナビの運用ポートフォリオでは、資産の7%程度を目安としているようです。
それって…ウェルスナビの真似じゃないかなあ?
はい、その通り!学んだことは実践してみるんです。
金に投資する方法を選ぼう
モノクロのような個人が、金に投資できる主な方法としては以下のようなものがあります。
- 金貨・金地金
- 純金積立
- 投資信託
- 上場投資信託(金ETF)
- 金先物・CFD
どれを選べばいいのか分からないよ。
ズバリ!おすすめは「4. 上場投資信託(金ETF)」だよ。
モノクロが選んだ理由は、他の方法に比べてメリットが多くデメリットが少ないからです。
上場投資信託(金ETF)を選ぶメリット
- 証券会社で株式と同じように売買できる
- 業者の破綻リスク・盗難リスクがない
- 管理手数料が安い
- 損益通算や税金計算を証券会社にお任せできる
デメリットといえば、金の現物に交換する際に手数料が必要なことや少額からの自動積立購入ができないことがあげられます。現物の金に交換できなくても少額から自動積立をはじめたいのであれば、「3. 投資信託」も有りです。
よーし!具体的な取引方法はどうするのかなあ?
ちょっと疲れてきたので、今回はここまで!
あー!?
次回に乞う、ご期待!
モノクロは、資産形成におけるリスクヘッジの有効性を実感して金をポートフォリオに入れています。さらに、昨今の世界的な金融緩和によって、将来通貨の価値が下がるかもしれない思惑に対するリスクヘッジでもあります。
投資の世界は奥深くて面白いですが、残酷な自己責任の世界であることもまた事実です。とはいえ、やらなければ何も始まらないので、今は少額から経験してみて投資に慣れていくことが求められている時代だと、モノクロは感じています。
お・わ・り